なんとなく体のバランスが悪い、メリハリがないと感じている方は、骨盤のゆがみが原因かもしれません。
特に女性は、産後にプロポーションが崩れてしまうことが多いようです。
体型の大きな崩れは肥満です。
これは、男性も女性も気になる問題です。
骨盤のゆがみが原因の場合、腕や顔は細いのに、お腹はポッコリ、下半身だけ太っている。
このような体型の方は、矯正体操やストレッチを試してみるとよいでしょう。
それから、左右のおしりの高さが違う人もいます。
正面を向いてまっすぐ立っているのに、鏡で見ると片方のお尻が高くなっている人は要注意です。
一度、鏡の前に立って自分の体型をチェックしてみてください。
ヒップだけでなく、脚にも気を配りましょう。
O脚やX脚といったものもチェックしておきましょう。
スカートを履いたときに見栄えが悪くなるので、ここも矯正体操をするといいですね。
下半身の脂肪を落としたり、ぽっこりお腹を凹ませたりするためには、ハードな運動をしなければならないと思って、自分には無理だとあきらめてしまう人もいるかもしれません。
しかし、骨盤のゆがみが原因で太っている場合は、簡単な体操やストレッチだけでも大きな効果が期待できます。
継続することが必要ですが、汗をかくような運動ではないので、無理のない方法から始めてみてはいかがでしょうか?
女性の方が骨盤のゆがみが大きい傾向にあることをご存知でしょうか?
男性に比べ、骨盤が開いていたり、骨盤の左右の高さが違うなどの悩みが多いそうです。
これは、女性しか経験できない出産が大きく影響しています。
赤ちゃんをスムーズに産むためには、骨盤が大きく開くことは必然です。
しかし、出産が終わると、骨盤はしっかりと閉じなければなりません。
ある程度の大きさまでは勝手に閉まりますが、それ以上は自分で意識して締めなければなりません。
妊婦さんは、お産が終わる前に矯正ベルトなどを用意しておくとよいでしょう。
産後時間が経てば経つほど、体は元の体型に戻りにくくなると言われています。
また、体が自力で元の形に戻るのは、産後10日程度です。
この間、変な姿勢をしていると、変な形で閉じてしまいます。
そのため、産後は正しい姿勢を保つように注意が必要です。
ただし、ゆがみが気になる場合でも、産後は急激な運動は避けなければなりません。
ある程度、体が回復してから、運動を始めるとよいでしょう。
自分で行うのが難しい場合は、整体やカイロプラクティックなども効果的です。
産後に尿もれに悩まされる方がいますが、これは仕方がないことで、骨盤のゆがみが原因である可能性が高いです。
放っておいても良くはならないので、早めに改善するようにしましょう。